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樹皮から作られた衣服といえば、先史人類が着た衣服と思われがちですが、台東アミ族林戎依さんの手によって、美しい伝統工芸品がオシャレに変身!

樹皮布で様々な工芸品を制作することはオーストロネシア語族の伝統文化です。アミ族は山の奥深くに入ってクワ科の樹皮を採取し、叩いて延ばして柔らかい布にする技術に長けていたことは確実です。半世紀の空白を超え、一度途絶えていた伝統工芸は見事復活に成功しました 。アミ族の樹皮衣文化との出会いをきっかけに、その魅力にすっかりハマってしまい、2011年に林戎依さんは「独樹依織Unique Tapa」アトリエを設立しました。樹皮布でアクセサリーや小物などを制作し、自然の美しさと編み物を融合させた工芸品として定着しています。

木々の樹皮にはそれぞれ個性があって、模様もそれぞれ異なります。ひとつひとつ表情の異なる樹皮から作られた工芸品は、豊かな自然に囲まれた台東の森を存分に感じとることができます。林戎依さんは、シンプル&クリーンなデザインを追求していくことで、独自の染色技法で明るく爽やかな印象を与えるオリジナル作品を制作しています。

「独樹依織」アトリエは通常一般には開放しないが、台東市集(マーケット)で不定期的に手工芸品の販売を行っております。自然素材の美しい樹皮作品の詳細につきましては、ホームページに掲載しておりますので、あちらでご覧いただけます。ご注文も併せてご利用くださいませ。

独樹依織アトリエ_公式サイト