休暇を過ごす為に台東を訪れ、日中に雄大な山々や美しい海の景色を楽しんだ後、夜にはリラックスできる場所を訪れたいのではないでしょうか。今回は台東らしさを感じられるバーをご紹介します、ぜひポケットリストに登録して台東らしいナイトライフをお楽しみください。

注意:飲酒運転は犯罪です。絶対にしないようご協力願います。

  • 深夜故事1@cat89521929
  • 深夜故事2@cat89521929

お酒と物語のある場所— 深夜故事.長濱

長濱にあるほとんどのお店から明かりが消えた後も、小さなお店の門にかけられた黄昏色の電球が夜風に揺られて微かな光で深夜のひとときを照らしています。シンプルな内装を施された店内にはムーディーな音楽が流れ、一人で飲むにも仲間と飲むにもぴったりのリラックスした空間になっています。

「深夜故事(深夜の物語)」と名付けられたこのお店は高雄のバーで長年勤めてきたオーナーのEchoさんが自分の足跡を残したいという気持ちから構えたお店で、バーであると同時に民宿としても営業されています。また忘れてはならないのが、このお店にある全てのものには物語があるという事。例えばお客さんの失恋経験からインスピレーションを得て作られたカクテルは最初甘酸っぱさを感じるのに最後は塩辛さを感じる後味で「失恋した時の気持ち」が表現されています。他にも「負心漢(薄情者)」と名付けられたカクテルにはウイスキーとアブサンという二つの度数が高いアルコールが使われており、そこにオーナー自身が過去に感じた懺悔の気持ちが投影されていることがわかります。眠れない夜はお店を訪れてオーナーと語り合いましょう。他のお店にはないものを試したいのなら、原住民部落オリジナルのカクテルも注文できますよ!(図:IG@cat89521929

  • 住所: 臺東縣長濱鄉11鄰121號
  • 電話番号: 0903-509-230
  • 営業時間: 17:30–00:00
  • ウェブサイト: FBファンページ

  • 康杯1ok@comeback Taitung
  • 康杯2ok@comeback Taitung

憂いを払ってくれるカクテルをどうぞ— 康杯

「昼間は仕事に従事し、夜は自分の為に使う」台東市内に位置する康杯は、居心地の良い環境と静かな雰囲気から心のサンクチュアリのような雰囲気を醸し出しおり、夜に訪れてお酒を飲んでリラックスするのにぴったりなお店です。

店名の「康杯」は英語の“Come Back”と日本語の“乾杯”に音が似ている事から名付けられました。乾杯という言葉はお酒を飲む際の掛け声という意味合いだけではなく、そこには一緒にお酒を飲む仲間との繋がりや、願望が達成された満足感を含んだ儀式的な意味合いがあるとしてお店の名前に取り入れたそう。二階建ての店内は広々としたダイニングスペースで、ライトな音楽が流れる居心地の良い空間作りのおかげで心地よい雰囲気の中寛いで乾杯できます!

お店のカクテルは「四季予你(四季をあなたに)」、「星辰大海(星の海)」、「解藥(解毒剤)」といった流行曲の名前が付けられていて甘いものからお茶や花の香りがするお酒まで種類豊富に取り揃えられています。何を選べばいいのかわからないお客さんにはバーテンダーが好みに合わせた一杯を作ってくれるサービスも用意されています!(図:IG@comeback_taitung

  • 住所: 臺東縣臺東市福建路217號
  • 電話番号: 089-310-857
  • 営業時間: 20:00–03:00
  • ウェブサイト: FBファンページ
米吧ok@mixxbar Cocktail

台東市の精緻なカクテル — 米吧

小さな路地に隠されたように作られた低い入り口から、注意していないと見過ごしてしまうような外観の米吧。ダークブルーの大理石を使った壁にチーク材のバーカウンターと床がエレガントさとリゾート感を演出しています。バーカウンターにはウイスキー、ウォッカ、ジンといった幅広い種類のお酒とグラスがずらりと並べられ、その様子はとても壮観です!
このお店で出されるカクテルは見た目が美しいだけではなく、自信を持ってお店のオリジナルカクテルを提供しています。台東の特産品から発想を得て作られたカクテルは様々な味わいがぶつかり合うことで台東らしさが表現されています。例えば「炸寒單(台東の伝統行事の名称)」には乳酒とコーヒーそしてシナモンが使われており、滑らかな口当たりと香りそして層になった様々な味わいを楽しむことが出来、またその奥深さから名前の由来になった伝統行事の文化的な深みさえも表現しています。「一畝茶園」は様々な種類のお茶をミックスしたカクテルで、台東を代表する紅烏龍茶とローゼル花茶に緑茶とアールグレイティーというクラシックな二種類の茶葉をブレンドすることで繊細ながらも滋味あふれる忘れられない味わいを作り出しています。(図:IG@mixxbar_cocktail

  • 住所: 臺東縣台東市福建路193-1號
  • 電話番号: 089-335-135
  • 営業時間: 21:00–02:00
  • ウェブサイト: FBファンページ

  • 有海@1981hostel
  • 有海@1981hostel (2)

お酒が心を平穏にさせてくれる癒しの秘境 — 有海

夜の帳が降りる時間、静かな気持ちでお酒が飲みたくなったのなら、台東市吉林路にある有海を訪れてみてはいかがでしょう。有海は一見何の変哲もない古民家のように見えますが、門を進み店内へと足を踏み入れればマダラに色づいた壁に黄昏色の明かり、古いソファといった懐かしいものが溢れる空間は心を癒す深夜食堂のよう。

有海バーでは原住民が作る小米酒(あわ酒)をベースにしたカクテルをお手頃な価格で提供しています。決して広くない店内ですが、席数を限定してパーソナルスペースを保てるような配慮がされていて仲の良い友達とお酒を楽しむのにぴったりのリラックスできる空間です。お酒に合わせて食事も楽しみたいのなら、オーナーがお客さんに合わせて作ってくれる隠れメニューをいただきましょう。休日はなかなか席が取れないので、この癒されスポットを訪れたいなら電話で事前にご予約ください。(図:IG@1981hostel

  • 住所: 臺東縣臺東市吉林路二段607號

  • 電話番号: 0930-702-710
  • 営業時間: 18:00–00:00(木〜日曜日)00:00–12:00, 18:00–00:00(水曜日)(火曜定休日)
  • 轆邊小酒館ok@baychi999
  • 轆邊小酒館2ok@ Risheng 12

仲の良い友人とお酒を飲むのにおすすめ— 轆邊小酒館

忙しい一日の終わりには仲の良い友人とお酒を飲んでお喋りするリラックスした夜を過ごしたい。馬亨亨大道のそばに位置する轆邊小酒館はそんな時間を過ごすのに最適な半屋外式のバー、居心地の良い温かな雰囲気のお店で日頃のストレスを解き放ちゆったりとした時間を過ごしましょう。

轆邊小酒館は木目を基調としたスタイリッシュな内装で、快適に整えられた空間で食事をいただくことができます。芝生の上に座れる屋外席エリアで光害の影響を受けることなく夜空に広がる星々を眺めながら美味しいカクテルをいただき、軽快な音楽が流れる中で地面に座って涼しい自然の風にあたれるのは他のお店では出来ない体験でしょう。定番のカクテルやスピリッツ、クラフトビール以外にも、大巴六九のもち米を醸造したお酒を使って作る「你的微笑(あなたの微笑み)」や、金鋒鄉の特産品である洛神花糖漿(ローゼルシロップ)とウォッカをブレンドして作る「洛神語(ローゼル語)」といった地元農家の作る特産品を使用した原住民カクテルがあり、どちらも喉越しよく美味で、一度味わえば驚くと共に気に入ること間違いなしです!(図:IG@_risheng_12IG@baychi999

  • 住所: 臺東縣臺東市馬亨亨大道965號
  • 電話番号: 0905-560-668
  • 営業時間: 20:00–02:00(木〜日曜日営業・月〜水曜日定休日)
  • ウェブサイト: FBファンページ

  • 轆邊小酒館ok@baychi999
  • 轆邊小酒館2ok@ Risheng 12

離島で過ごすほろ酔いの夜— 安逸酒吧

蘭嶼を訪れ、潮風と波の音を聞きながら仲間とお酒を飲んで過ごす夜は素晴らしい思い出になるでしょう。
蘭嶼椰油村に位置する安逸酒吧は明るいオレンジ色をしたブリキ小屋でその暖かく鮮やかな色彩がホリデー気分を盛り上げ、都会の喧騒を忘れさせてくれます!おのお店を訪れたのなら蘭嶼からインスピレーションを得て作られたカクテル「蘭色秘密」、「蘭嶼酸酒」そして「蘭嶼的海風」をぜひ味わってみてください。爽やかな風味の中に特別な甘さがブレンドされ、心地よいほろ酔い気分にさせてくれます。カクテル以外のメニューもサイドメニューの枠に囚われないものばかり、ホットプレスサンドに各種フライ類、シーフードに飛び魚を使ったおにぎりといった飲みながらお腹もいっぱいになれるメニューが充実しています!
蘭嶼を訪れた全てのお客さんが思い出を残せる場所として、安逸酒吧では提供してもらった記念写真やおいしかった食べ物、楽しいスポットを貼り付けることのできる地図が用意されていて蘭嶼を訪れた足跡を残すことができます。(図IG@angit_bar

  • 住所: 臺東縣蘭嶼鄉椰油村10-2號
  • 電話番号: 089-731-018
  • 営業時間: 07:30–14:00, 16:00–01:00(木曜定休日)
  • ウェブサイト: FBファンページ

  • 流浪綠境fb
  • 流浪綠境fb2

インフルエンサーに任意な緑島のキャンプバー— 流浪綠境

友達とのキャンプは近年最もポピュラーな旅行スタイルになっており、テントを囲んでする夜のお喋りタイムは楽しいだけではなく暖かい気持ちにさせてくれます。流浪綠境に宿泊施設はありませんが、その替わり夢かわいいテントやガーランドタイプのライト、ウッドチェア、敷き詰められた砂利などによりキャンプサイトを完全に再現していて友人と寝転びながら楽しくお酒を飲むのに適した居心地よくロマンチックなお店です!ガーランドライトの明かりが漆黒の夜空に光を灯すその光景はたくさんのインフルエンサーに人気の撮影スポットにもなっています。

バーエリアには二列テント型の個室エリアが作られており、一つにつき最大4名、中は完全なプライベート空間になっていて、見上げれば広々とした夜空を星々が埋め尽くす様子を楽しむことができます。流浪綠境には種類豊富なカクテルが用意されていてその中でも「愛艾火燒島(ファイアーアイランド)」、「小島戀曲(小島恋曲)」と「潛水人生(ダイビング人生)」の三つは緑島にインスピレーションを得たカクテルで味わいと喉越しどちらも個性的な人気メニューです。(図:FB@流浪‧綠境 OASIS

  • 住所: 臺東縣綠島鄉中寮46號
  • 電話番号: 089-671-580
  • 営業時間: 19:00–01:00
  • ウェブサイト: FBファンページ