文学的でおしゃれな池上を一日散策しよう—美しい風景+グルメ全攻略

素朴な農村の雰囲気、絵画のように美しい風景、ゆったりとしたスローライフのリズム。池上は多くの人たちにとって憧れの地となっています。休暇に池上を旅行するのなら、どこの行くのがおすすめでしょう?本編でご紹介するはおしゃれな必須旅行スポットをご紹介しま参考にいかがでしょうかす。私たちと一緒に池上を訪れて質の高い生活とそこに根付いた文学的な雰囲気を体験しましょう。

池上清晨騎單車ok@miho136

その一:早朝に自転車で走る池上の稲田

池上を最も感じられる体験といえば、早朝に自転車にのって野畑の間を走り抜けることでしょう。騒がしい人混みを避け、池上で一番静かな場所でまるで詩に出てきそうな雰囲気を体感しましょう。池上市内から出発して左右どちらでも好きな方へ曲がって10分程進めば野畑まで到着します。特に早朝六時から七時の間は爽やかな草木の香りや遠くに見える霧がかった山岳、無限に広がっているかのように見える稲田を眺めることで心も体もリフレッシュすることができます。道成には忙しく写真撮影をしてアップロードする観光客や路上を往来する自転車もおらず、ただ農家の人々がなにげない日常会話をしながら仕事をする田園風景が陶淵明(とうえんめい)の描くシンプルで美しい田園生活を彷彿とさせてくれます。(写真提供:IG@miho136

  • 住所: 臺東縣池上鄉
  • 平均滞在時間: 1時間
  • 大池豆皮店01@qqbiggreen1029
  • 大池豆皮店02@qqbiggreen1029
  • 大池豆皮店03@qqbiggreen1029

その二:大池豆皮店で朝ごはん

池上はそこかしこに語りたくなるストーリーがあり、シンプルな朝食にもあなたを待ち望んでいる物語が存在しています。池上の大埔路に位置する大池豆皮店は遠くから見ると田舎によくある目立たないトタン小屋のように見えますが、50年続く薪焼き法により大豆製品を作っているお店で、地元の人たちが朝食といえばこのお店というほどの人気店です。その人気から観光客も多数訪れる為、朝の八時になれば途切れることのない行列が出来上がり、少しでも遅くなれば売り切れて食べ損なってしまいます。大池豆皮店では豆包(湯葉巻き)、豆乳、豆花、キムチの四種類だけを販売しており、その中でも焼いた豆包は一番人気です。黄金色に外側を焼き上げた豆包はサクサクとした食感で、味わいは食べた人を驚かせてくれます!豆乳と豆花は味が濃く、他のお店にはない大豆の香りが感じられる、そんな外せないおすすめのプライベートグルメ店です!(写真提供:IG@qqbiggreen1029

  • 住所: 臺東縣池上鄉大埔路39之2號
  • 電話番号: 089-862-392
  • 営業時間: 07:00–14:00(水曜定休日)
  • 平均滞在時間: 30分
  • ウェブサイト: 大池豆皮店FB

  • 池上穀倉藝術館1@dve.hayato
  • 池上穀倉藝術館2@dve.hayato
  • 池上穀倉藝術館3@dve.hayato

その三:池上穀倉藝術館の展示を鑑賞しよう

活気溢れる池上市街地からさほど遠くない距離にこれほど静かな場所があったのかと驚くほど町と芸術が繋がりあってできた場所、それが池上穀倉藝術館です。五十年の歴史ある古い穀物倉庫をリノベーションしたこの芸術館は、当時の木造構造やシンプルな風格をそこかしこに残しており、梁の木一つからもまるで池上郷の生活の記憶が伝わってくるかのようです。池上で暮らす人々が交流したりする他、芸術を広める為の教育を行うことのできるプラットフォームとしても機能しており、館内は明るく清潔で調和が取れており、池上に駐在している芸術家たちによる展示作品を快適に鑑賞することができます。(写真提供:IG@ dve.hayato

  • 住所: 臺東縣池上鄉中西三路6號
  • 電話番号: 089-862-089
  • 営業時間: 10:30–17:30(月、火定休日)
  • 平均滞在時間: 1時間
  • ウェブサイト: 池上穀倉藝術館FB

池上鄉農會@chuuu1025

その四:多力米故事館を廻って池上農会でお土産を購入しよう

他の地域とは全く違う品質を持った池上米は天から授かった水質と土壌の良さに加え、何世代にもわたる農民達の苦労によって作り上げられてきた努力の結晶でもあります。多力米故事館を訪れれば、池上郷が歩んできた物語について学ぶことができます。ガイドサービスと精米体験をすることのできるこの施設には三代に渡って受け継がれてきた二階建てビルと同じ高さがある古い精米機が展示されており、これは彼らの農業精神を象徴するものでもあります。隣では池上が米の里として知られるようになった歴史などを紹介する映像が放映されており、お米の生産過程などを知ることができます。池上米について理解を深めたら池上農会の直売所で販売している台東限定の特産品などのおみやげを見てまわりましょう。今時の上品でスタイリッシュな内装のお店になっていて、楽しくお土産を購入することができます。(写真提供:IG@chuuu1025

多力米故事館

  • 住所: 臺東縣池上鄉中山路193號
  • 電話番号: 089-862-033
  • 営業時間: 08:00–20:00(金〜火)、08:00–17:00(水・木)
  • 平均滞在時間: 30分
  • ウェブサイト:  池上多力米官網

池上鄉農會:池上直銷驛站(池上農会直営販売店)

  • 住所: 臺東縣池上鄉新生路193號
  • 電話番号: 089-863-787
  • 営業時間: 07:30–21:00
  • 平均滞在時間: 30分
  • ウェブサイト: 池上鄉農會

  • 悟饕池上飯包1ok@airnekao
  • 悟饕池上飯包2ok@airnekao
  • 悟饕池上飯包3ok@airnekao

その五:池上弁当発祥の地で昼食をいただく

甘みがあり、粒の立った池上米は一度食べると忘れられない味わい。池上米が有名な理由は他県にある多数のお店が「池上弁当」を名乗っているからのもその一つですが、本場の池上弁当の味を知りたいのなら池上弁当発祥の地にである悟饕池上飯包文化故事館を訪れましょう。オリジナルの池上弁当は70年を超える歴史があり、当初は池上米を使い、中に卜肉(揚げ豚肉)や梅などを入れて笹の葉で包んだおにぎりを販売していたことから「飯包」という名称で呼ばれるようになりました。2002年に悟饕池上飯包は池上郷公所(池上郷の役所)と共同で飯包文化を広めるための故事館を作り、農機具や早期の農業風景などを模型で作成したものが展示されている他、飯包の歴史と遠隔を紹介しています。館内にはレトロな飲食スペースが設けられており、訪れた人々は退役した台湾鉄道の列車内でお弁当をいただき、ノスタルジックな雰囲気を味わうことができます。(写真提供:IG@airnekao

  • 住所: 臺東縣池上鄉忠孝路259號
  • 電話番号: 089-862-326
  • 営業時間: 10:30–19:00
  • 平均滞在時間: 30分
  • ウェブサイト: 悟饕池上飯包官網

伯朗大道@臺東縣政府提供

その六:伯朗大道を自転車で走る

壮麗な中央山脈、無限に広がるかのように見える稲田、一本の電線もない風景、そんな優美な風景が楽しめる錦新三號道路は伯朗咖啡(ブラウンコーヒー)とエバーグリーン航空が空から撮影したCMにより有名になり、この詩に出てきそうな田園風景を持つ錦新三號道路が「伯朗大道」と呼ばれるようになっただけではなく、人々の記憶に深い印象を与えました。旅行客は池上を訪れ、金城武が自転車に乗って稲田の間を走り抜け、茄冬樹の下で一休みするというシーンを再現しています。伯朗大道は全長約2.2キロ、田んぼのせせらぎや稲の波がうねる様子、風に乗って漂うお米の香りの美しさに浸り、心を癒す幸せな風景の中ゆっくりと散歩をしませんか。(写真提供:Taitung County Government)

  • 住所: 臺東縣池上鄉伯朗大道
  • 平均滞在時間: 2時間
  • 走走池上1ok@leon 1015
  • 走走池上2ok@leon 1015

その七:池上でアフタヌーンティーを楽しもう

休暇になったら慣れ親しんだコンクリートジャングルを抜け出し、普段とは違う場所を歩きましょう。「歩く」ことで人はリラックスし、改めて自分の生活に向き合うことができるようになるのです、これこそまさに「走走池上(池上を歩く)」というお店のスピリットなのです。走走池上のオーナーは2015年にこの古い店舗をレンタルして以来、共有のワーキングスペースを作り観光客と生活のコンセプトを共有し合っています。看板や装飾のないシンプルな走走池上は隠れ家カフェのような独特なスタイルで、壁一面の本棚にはノスタルジックで懐かしさを感じる小物などが並べられ、流行の文学的でおしゃれな雰囲気が溢れています。手作りドリンクと軽食でも有名で、甘さとお酒がマッチしたティラミスや口に入れるととろける食感のスポンジケーキ、芳香な香りのコーヒーが人気です。この小さな街でのんびりとしたアフタヌーンティータイムを楽しみ、お店のオーナーとお喋りを楽しみ、池上のスローソウルを感じましょう。(写真提供:IG@leon_1015_

  • 住所: 臺東縣池上鄉中山路99號
  • 電話番号: 0986-367-216
  • 営業時間: 14:00–21:00(土日定休日)
  • 平均滞在時間: 1時間
  • ウェブサイト: 走走池上官網

舒食男孩ok@travelmadetintin

その八:舒食男孩にてディナー

油を大量に使う素食(ベジタリアンフード)は量も少なく、ありきたりだと思ってはいませんか?舒食男孩はそんなあなたの素食に対する概念を覆してくれるお店です。体に良い、をコンセプトとしたお店では自家栽培の野菜やフルーツを使用しており、加工済み食材を使わず、味付けもオリジナルです。中でもドラゴンフルーツのチャーハンやカボチャカレーは人気メニューで、そのさっぱりとした味わいは体に負担をかけません。料理の色合いにも心を配っており、どのメニューも色と香りと味わいすべてがマッチしています。店内のエレガントな雰囲気や装飾もとてもマッチしていて、広々とした快適な座席で食事をいただけば心地よい気分になれます。他にもおまかせ料理コースのオーダーも請け負っていて、前菜・メインディッシュ・デザート・フルーツ茶がセットになっています。興味のある場合は前日までにご予約ください。(写真提供:IG@travelmadetintin

  • 住所: 臺東縣池上鄉中華路69號
  • 電話番号: 089-863-073
  • 営業時間: 12:00–14:00, 18:00–20:00(火曜定休日)
  • 平均滞在時間: 1時間半
  • ウェブサイト: 舒食男孩FB