伝統継承
そして感謝を表す二つの祭

国々によって違う祝日がそれぞれ存在する中、多様な民族を有する台東ではさらにカラフルでダイナミックなホリデーシーズンを楽しめます。日本の様々な重要な祝日と同じく、原住民族の祭も冬至の頃に開催されます。台東の7つの先住民グループはそれぞれ、この時期を祝う独自の方法を持っています。たとえばタマラカウの先住民のプユマ族は、狩猟の儀式と亡くなった者たちのための儀式を含む毎年恒例の祭りを祝います。プユマ語でマンガヤウと呼ばれる2021年のタマラカウ狩猟儀式は12月24日から30日まで行われ、この中には村の人々を山に連れて行って狩りをする3日間の儀式が含まれていました。狩猟祭は人々が楽しむのみならず、伝統的な知識を次の世代へと受け継ぐ重要な儀式とという大事な役割でもあります。村の外に住む若者たちは、この年に一度の伝統行事に参加するために特別に戻ってきます。そして部族の高齢者は、成人した男子を含む男性陣を山に導き、荒野で狩りをして生き残る方法を伝授します。山に3日間滞在した後、男性陣は山から部落へ戻り、村の女性陣と子供たちに迎えられます。女性陣は男性陣のために花輪を用意し、その花輪は部族内での地位を象徴しています。

さらに北に住む原住民族・アミ族は、1月15日に池上で冬の収穫祭を祝います。冬の収穫祭には500人以上の人々が腕を組み合って新年を迎え、豊作を祈る伝統的な踊りなどがみられます。今年の祝祭では、歌と踊りのコンテストを通じて台東周辺からアミ族のタレントたちも集まりました。主催者は、このイベントがアミ族の人々に彼らのクリエイティブなエネルギーをみんなに見せる場所を与えることを望んでいました。さらに大事なことは、彼らもこの伝統を継承し、新しく革新的なスタイルをもっと生み出せるために、原住民の歌と踊りの場を提供したいと考えていました。

アミ族の冬の収穫祭とプユマ族の年祭は、どちらも原住民文化の新年に関する重要なイベントであり、伝統文化の重要性を反映しています。彼らにとってこれらの祭りは過去の不満を捨て、豊作と平和に感謝することでもあり、さらに今年はコロナの緩和を皆がともに望み、先祖に祈りを捧げます。

外国人も親しみやすい環境へ
バイリンガルな台東造り

パンデミックの期間中も、台東は国際化に向けての努力を怠ることはありません。むしろこのコロナ禍を利用して、国境が再開される日にもっと沢山の外国人観光客を迎え入れることができるよう、積極的に県内のアップグレードを進めています。台東が世界中の隅々まで知れ渡るため、台東県政府は外国人が親しみやすい環境造りを進め、2021年のプロジェクト結果発表を迎えました。プレスリリースや本プロジェクトに参加された店舗への表彰式が開催され、その他にも国際ボランティアチームや英語人材育成、店舗のバイリンガル改造、世代を超えたバイリンガル共学ワークショップ、そして台東在住の外国人による特集など様々なプロジェクトの成果を発信。知事はこれに対し、台東は言語やスペース、そしてサービスや現地での体験といった4つの方面から外国人も親しみやすい台東を造り、台東での観光や生活がもっと便利になり、世界各地からの移住者を歓迎すると述べました。

さらに知事は、台東のゆっくりとした生活や様々な民族によるそれぞれの違う文化、そして勿論山や海などとても魅力的なポイントで溢れていますが、外国人の皆様にも現地の方と同じように飲食面や買い物、生活、さらにもっと奥深い旅行体験の中で言葉のバリアを感じなく台東を第二の故郷と思えるようにするためには民間と自治体の協力が必要です。これを機に様々なフィールドのプロたちが台東に集い、現地の発展に尽力してもらえることを願っています。

結果発表会は二日に渡って開催され、沢山の一般市民の方々も会場に陳列された資料などに対し興味や関心を示しました。一日目には国際化への歩みや未来についてのワークショップが開催され、二日目はパイワン族の女性とハワイ出身のアメリカ男性デュエットのライブや様々なエキゾチック料理が用意され、会場は大盛況。そして12月1日・2日には知事とともに実際にバイリンガル化を進めてきた店舗を周り、台東の英語環境の強みを見せました。2024年には国と国との間での交通が正常に戻ると言われている中、台東は引き続きバイリンガル化・国際化に励み、世界各国の旅客や移住者を受け入れられるような街づくりをこれからもどんどん進めていきます。

新しい働き方に備え
デジタル遊牧民と提携

コロナ禍により、職場や働き方が変化しています。多様な手段と柔軟性に富んだ働き方が存在する中、一部の人たちは混雑した都会から離れて安い家賃と美しい景色のある農村地域などに移りリモートワークするようになっています。そしてこの変化に備え、台東県政府は自分たちの強みを活用してデジタル遊牧民という名の常にリモートワークされている人々を引き付ける計画を策定しています。デジタル遊牧民たちは一度に数ヶ月もの時間をエキゾチックな場所で過ごし、インターネットを介して仕事をしながらその地域の自然や景色を楽しみ、地元の文化に浸ります。そしてこの計画について、台東県政府は1月から台湾全土での国際化の促進を支援する組織であるCrossroadsと協力しています。1月と4月で開催された会議でCrossroadsと県政府はリモートワークの新たな状況と台東はどのように自分たちの持つものを活用できるかについて話し合いました。

さらに計画を練り、台東県政府は大武郷役所と協力してリモートワークに使える場所を設定し、提案されたキャンパスはデジタル遊牧民たちがお互いに、そしてコミュニティと協力するためのスペースが提供されます。12月に入り、Crossroadsのメンバーたちは大武に住むことを試み、その地域での長期のリモートワークを実現させる可能性を判断するため、12月9日から15日まで、Crossroadsの事務総長であるDavid Changはデジタル遊牧民の代表団を率いてコミュニティで1週間近く生活して働き、外国人が伝統的に部外者との接触がほとんどなかったこの地域と如何に統合できるがテストされました。 日中はモバイルデバイスからインターネットを介してソフトウェアエンジニアリングから舞台芸術のプロモーションに至るまで独自のプロジェクトに取り組まれ、休憩時間には地元の小学校でボランティア活動をしたり、音楽祭に参加したり、郷役所と体験を共有したりして、住民と交流する機会がありました。参加された人たちの誰もが台東の原住民コミュニティに見られる自然の美しさとリラックスした生活のペース、そして住民の暖かい人情に感動されました。 今回の体験が終了した後、Crossroadsのメンバーは教育、観光、リモートワークなどのさまざまな分野を通じて県政府との将来の協力に関心を示しました。

Coming Events

ㄧ月 二月 三月
  • 2022 緑島 カウントダウンライブ
  • 2022 三仙台 年越しマーケット
  • 2022 太麻里 初日の出イベント
  • 旧正月(春節)
  • 炸寒単カーニバル
  • 2022 IRONMAN 70.3 Taiwan
  • 2022 Puyuma トライアスロン
  • 2022 第8回鹿野マラソン
※新型コロナウイルスの関係により変更がある可能性があります。詳しくは各主催者のホームページなどでご確認ください。