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2021臺東慢食節 — 起酵餐桌(2021台東スローフードフェスティバル — 発酵の食卓)

2021年2回目の台東スローフードフェスティバル《起酵餐桌(発酵の食卓)》が来る10/16-17に開催されます!今回のテーマは台東の発酵食品です。当初は発酵に時間がかかることを鑑み真夏の7月に開催を予定していましたが、コロナウイルスの感染拡大により収束後の開催へと変更されました。出店者にはこの期間を利用して準備を進めてもらい、秋に足を踏み込んだこの時期に開催が決定しました。是非イベントに参加して一緒に発酵を楽しみましょう!

起酵餐桌

発酵は紀元前6000年頃から利用されてきた食品の保存方法で、人類の文明化への歩みが反映されています。食物の保存期間を伸ばすと共に消化しやすく、そして素材の持つ味や質感を引き上げてくれます。

発酵は台東の料理において長い歴史があり、各部族によって違う文化や伝統があります。例えば客家人は悪くなりやすい野菜を日光と風に当てて乾燥させて漬物を作ることに長けていて、福菜や梅乾菜といった彼らの作る発酵食品からは民族の質素で倹約、物を無駄にしない精神を見てとることができます。アミ族はお肉を発酵させたSiraw、筍を漬けた Fukahといった食品を作っており、これらは大切な人をもてなす為の食材とされていて部族の食糧貯蔵に対する知恵が見てとれますし、原住民の間で代々伝承されている麹発酵で作られた糯米酒(もち米酒)や小米酒(粟酒)は豊かな香りと深い味わいがあります。

秋は農作物の豊作の季節です。台東スローフードフェスティバルはこの素晴らしい季節に「起酵餐桌(発酵の食卓)」をテーマとして縱谷、海岸線、南迴エリアにあるお店にその家庭に伝わっている発酵技術や食に対する思い出を共有して欲しいと呼びかけました。台東に伝わる昔ながらの発酵文化を体験して、美味しくてユニークな発酵料理を味わう為に、是非スローフードフェスティバルにお越しください!

注意:今回のスローライフフェスティバルは予約制です。一日二部制で午後の部は15:00-17:30、夜の部17:30-20:00、一部につき最大収容人数は250名となっております。使い捨て食器類は用意されておりませんので、各自御用意の上ご来場いただくようお願いします。
(図:FB@發現臺東慢食)

日時:2021年10月16日・17日

時間:15:00-20:00

場所:臺東舊站特區(臺東設計中心後方の草原)

電話:089-356-800

オフィシャルウェブサイト:https://www.facebook.com/SlowFoodTaitung

事前予約無料券:https://www.accupass.com/go/sft_oct2021